道後 山の手ホテルのスタッフが
山の手での日常や季節の話題などをお届けします。
2008.11.14
先日のお休みの時に面河渓谷に紅葉狩りに行ってきました。
もともとそんな優雅な趣味は持ち合わせてはいないものの
いつもこのブログで近場のイベントしかお知らせしていないので
たまには少し遠くにお出かけでもと面河を目指しました。
かれこれ5年くらい面河に行ってなかったため、
県外の人が行くかのように事前にルートや見所のチェックは怠りませんでした。
行きは国道33号線をまっすぐ通って久万高原町から面河へと向かうルートに。
砥部町あたりから山の中を通っているかのような上り坂が続きます。
周りの木々もまだ青々として、本当に紅葉は見れるのかと訝しげに運転してました。
1時間くらい運転すると「面河」の道路表示がチラチラと目に入ってくるようになり
いよいよ道も細く、うねうねと短いカーブが多く続くようになってきました。

紅葉は見れるのかなと運転を続けていると、いきなり眼前に↑の光景が。
見た途端、男ながらに思わず「キャー」の声しか出てきませんでした。
目の前に広がる紅葉に、一気に気持ちも高揚しました。
まだ面河まで15キロくらい残ってるのに車を降りて撮影開始です。
車を降りると松山の気温とは違いヒンヤリとした風が。厚手の服を着て来て正解でした。

また暫く運転していると↑の看板が。
面河まであと10キロといったとこでしたが、ここで少し休憩です。

平日の午前中にもかかわらずかなりの車が停まってました。
この先には面河か石鎚スカイラインしか無いのでみなさん紅葉がお目当てのようです。
面河の特産品が所狭しと並んでいます。試食コーナーで、あたご柿をいただきました。
この先にはフードが充実したお店もあまり無いので
ここでランチ用に食べ物を買って行かれる事をオススメします。
(ちなみに私はこの日、6時起きでお弁当を作ってきました。)
ここには面河散策の大きな案内板もあるので要チェックです。


そしていよいよ到着です。
面河山岳博物館前には大きな駐車場があるのでそこに車を停め、ここからは歩くことに。
四方から赤々と萌えた木々が迫ってくる感じで、どこを撮ろうか迷います。
観光バスも数台停まっていて、明らかに沖縄の方言を話すご一行の人たちも。
確かに南国の方には紅葉は珍しいものかもしれません。

山岳博物館の隣に「遊歩道入口」の看板があり、
そこを入ると面河渓谷の名のとおり、川沿いを歩きながら紅葉を楽しめます。
滝が流れていて、目に見えなくてもマイナスイオンを肌で感じることができ、
何も考えずにただシャッターを押すだけで、絵になる写真が撮れます。
あまりの美しさに言葉にならないため息をつきながら、自然と触れ合いました。
「静謐」という言葉がまさにぴったりの景色です。

遊歩道の景色に完全に心を奪われて、夢見心地でそこを抜けて進んでいくと
ものの5分くらいで五色河原を通り、紅葉河原へとたどり着きます。


紅葉河原と呼ぶにふさわしい光景で、少し強い風が吹くたびに紅葉した葉が散り、
木々の隙間から射す日の光で、キラキラと葉が輝きながら舞い落ちていきます。
さながら紅葉のダイヤモンドダストのようでした。

小道を下りて川でお弁当を食べることに。
澄んだ水のせせらぎを聞きながらその横には絶壁が、そして紅葉と
景勝を眺めつつのランチは最高でした。
全く早起きしてお弁当を作ってきた甲斐があったというものです。
体力も回復して、いよいよ奥の「御来光の滝」を目指そうとしていると
ポツポツと雨が・・・。そういえば夕方から松山では雨の予報が出ていましたが
山間部の面河ではこんなに早く低気圧の影響を受けるなんて・・・。
山を軽くみてはいけないということで、今回の紅葉狩りもここで終了です。
心残りはあったものの、もう充分満足いくほどに紅葉を堪能できました。
帰りは国道494号線から国道11号線を通るルートで戻りましたが
この帰路のチョイスだけ、悔いが残っています。
494号線は本当に国道?といいたくなる細い道で、エンドレスにカーブが続きます。
たしかに地図で見ると距離の面では行きのコースより近いかもしれませんが
かなり運転に神経を使います。
別のホテルスタッフも面河にこの道で行ったようで、見事に車酔いしたとの事でした。
急がば回れとはこのことです。
少し遠回りしてでも国道33号線を通るルートを強くお勧めします。
雨の影響もあり面河の紅葉を楽しめるのも、ここ数日くらいではないでしょうか。
本当に有意義なお休みを過ごすことができました。
来年また面河の紅葉を見にいこうと、同じく私も帰りに車酔いしつつ思いました。
2008.11.10

昨日の日曜、道後で「始国はちはち祭り」がありました。
この日は道後公園や坊ちゃん広場を中心に
露天や四国の踊りが披露され多いに賑わってました。
道後を散策された方はお囃子を耳にされたと思います。
山の手ホテルのフロント脇のデスクにもパンフレットを置いて
このお祭りの紹介をしてましたがお気付きでしたでしょうか?
お遍路さながら香川からスタートして四国を周遊しているイベントで道後が最終地です。
松山に居ながらにして四国全ての文化が堪能できるなんて事も滅多にありません。
まさしく文化の秋にふさわしいイベントだな~と感心しつつ道後を歩いてみた次第です。


子規記念博物館前の道後公園広場ではフリーマーケットや市場が設けられていて
地元の方と観光の方が入り乱れてといった感じの混み具合です。
11時くらいから始ったイベントで、チェックアウトを済ませてキャリーバッグを片手に
路面電車やリムジンバスに乗る前にブラリと立ち寄ったような方もいらっしゃいました。
日曜の観光地はいつもかくあるべきだな~と感じるような光景です。




お昼を少し回った所でランチを取ることにしました。
四国の食材が一同に揃うのもこのイベントの魅力の一つです。
讃岐うどん、愛媛はじゃこカツ、徳島ラーメンと高知はマンボウの唐揚げが主なところです。
さすがに1人でコンプリートする胃袋は持ち合わせていないので思案した結果、
讃岐うどんにじゃこカツをトッピングすることに。
じゃこ天ではなくじゃこカツって何?と、この愛媛の新名物に心を惹かれたからです。
そしてこの愛媛と香川の食材のマリアージュは大当たりでした!
一踊り終えた阿波踊りの踊り子さんたちと席を同じくしていただきました。
・・・・じゃこカツを販売していた「あげんどう」さんと
同じく讃岐うどんのブースの「こだわり麺や」さんのHPも見てみて下さい。
あげんどうさんは屋台カーで主に松山市内を巡回しています。
こだわり麺やさんは松山店が10月に市役所近くにオープンしたので
松山でも本場の讃岐の味をお楽しみいただけますよ。・・・・


おなかも満たされて道後温泉隣の坊ちゃん広場に向かうことに。
坊ちゃんに登場する人形たちがお出迎えしてくれています。
屋台に長く居すぎたため既に座る所もなく、立ち見で見ることになりました。






高知のよさこい踊りからはじまって、阿波踊りに野球拳と続きました。
香川の讃岐踊りは午前中で終わってしまってたようです(T_T)
それにしても道後に居ながら四国4県の踊りが堪能できるなんて
何て贅沢なイベントなんだろうと感心せずにはいられませんでした。
みなさん私と同じく写真をひたすらに撮っていましたよ。

最後の野球拳踊りの時の様子です。
日も暮れて見ていたお客さんもまばらになった訳ではなく
みなさんステージ前に出てきて全員で野球拳踊りを踊りました。
「踊る阿呆に~」の文句さながらに見ているだけでは物足りないですからね。
野球拳は松山で約80年前に誕生したのが始まりで、家元の方もいらっしゃいます。
松山の春祭りでは松山城で野球拳の全国大会も開催されています。
本家の野球拳は決して服を脱ぎませんのでご安心下さい。
この日の松山は今年一番の冷え込みで、秋というよりは冬に近い肌寒さでしたが
このはちはち祭りを盛り上げていこうという熱気をあらゆるところで感じました。
そんな周りのスタッフの方や踊り手さんからそのエネルギーをいただき
寒さを忘れてこのお祭りを楽しむことができました。
来年の秋もこのはちはち祭りは開催される予定です。
けれどもこんな素敵なイベントなら年に一回といわずに
季節ごとくらいにあればいいな~と思わずにはいられませんでした。
2008.11.06

松山市に晩秋を告げるヤクルトさんの秋季キャンプが今年も4日から始まりました。
道後でも、のぼりがたくさん上がっていて、地域をあげて歓迎ムード一色です。
・・・のぼりの写真を撮っていると地元の方に
「からくり時計撮るんやったらそんな遠くで撮らんと、こっちおいで。」と
買い物帰り風のおばさんに。思い切り観光のお客さんに間違えられました。
今回はこのヤクルトさんののぼりが主役なんです!
とは言えずにからくり時計のアップも写真にきちんと収めました。
「もう少し待ったら人形出てくるから」とも言ってくれましたが
これからお仕事なんですよ~と失礼させていただきました。
全く思わぬ所で松山の人情に触れることができました。・・・
さて、今年でこのキャンプも、はや5回目になります。
そしてご滞在をお世話させていただく山の手ホテルにとっても
ヤクルト様とともに秋がやって来るといった感じになっていて、
まさにこのキャンプは秋の季語、風物詩として山の手ホテルでも定着しています。

そしてもちろん山の手ホテルでもヤクルトスワローズ様を盛大にお迎えしています。
この5年間、毎年約20日間にわたりご滞在をお世話させていただいていると、
「おはようございます」の朝のご挨拶から始まって「行ってらっしゃいませ」そして
「お疲れさまです、お帰りなさいませ」「おやすみなさいませ」という日々が続いていくうちに
お客様ではあるものの、何か家族にも似たような親しみさえ覚えてしまいます。
なので野球中継などで選手の方たちを拝見する視点も、もはや違います。
一ファンの視線というよりは、身内の人がグラウンドに立っているかのような心境で
一挙手一投足に一喜一憂して、あとはひたすら勝利を祈るといった状態です。
ビールとおつまみを片手に・・・といった娯楽ではもうありません。
こんなに野球中継を見るのが体力と神経を使うものだとは知りませんでした。
今回のキャンプの参加選手や練習の日程は松山市役所のHPからご覧いただけます。
坊ちゃんスタジアムにて見学は無料なのでぜひ一度プロの凄さを生でご覧下さい。
またヤクルトスワローズさんのHPでは練習のメニューや様子をご覧いただけます。
今日はこんな練習されてたんだな~と私も毎回チェックしています。
みなさんお疲れになってホテルにお戻りになるのも、ごもっともです。
来年はぜひチャンピオンフラッグを!と私達も全力でおもてなしさせていただきます。