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ホテルの歴史

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創業120年の伝統

ホテルの歴史

第1章 瓦一枚から自分で運び、別荘地に旅館を創業

かわきち別荘の初代社長は、その昔、宮大工だった川崎吉太郎氏。大工時代は常信寺の改築に携わるなど様々な仕事を手がけていたが、明治18年、道後温泉本館東側にあった住まいと近くの土地を買い足した場所を使って、一軒の旅館を開業させた。この旅館は、創業者の姓と名から一文字ずつを取って、「川吉旅館」と命名。温泉そばの保養旅館として親しまれ、当時の県議をはじめ、画家や文人らの憩いの場となっていた。


第二次大戦が終わるころ、二代目に当たる川崎朝次郎氏が、ある大きな事業に参加することになった。


「現在、道後鷺谷と呼ばれている地域は、当時は深い山でしてね。この山を整地して別荘地にしようという構想が持ち上がり、その開拓に参加したんです。それで得た土地を、しばらくは自分たちの別荘として使っていたんですが、そのうち、旅館としてオープンさせることになったんです」とは、四代目社長の川崎緑さん。
整地したとは言え、周りはまだまだ山と田んぼ、別荘前には進駐軍が陣取っているというご時世。その中を朝次郎氏は、瓦一枚から自分の手で運び、客室10室の小さな旅館をこしらえた。これが「川吉別荘」の誕生、昭和29年ことである。

第2章 前身の川吉別荘 ~歴代首相も訪れた名宿~

「二代目はお客様の接待にかなり気を使う人で、冬などは“いらっしゃいませ”の声と同時に火鉢を持って走るほど、手間隙をかけたもてなしをしていました。それから味にもうるさい人で、お客様にお出しする料理は、まず自分が食べてから。しかもお客様同様、一合のお酒を飲みながら味わってみてからでないと表へは出さなかったんですよ。」
現在も、料理の味には定評があるが、これは氏の姿勢が今なお受け継がれている証拠だろう。


また、朝次郎氏は書画や骨董を集めるのも好きだったそうで、これに三代目喜弘氏のコレクションが加わって、客室の床の間や階段の踊り場を格調高く彩る様になってきた。料理の食器類にもこだわっており、その昔、昭和天皇が萬翠荘にお泊りになられたときには、県からの要請で食器類をそろえて献上したほど。それだけ充実した施設を誇るだけあって、別荘の宿帳には、池田首相、岸首相、佐藤首相ら政界の大物(現職時)をはじめ、芸能界では藤山一郎、永六輔などそうそうたるメンバーが名を連ねている。

第3章 オールドイングランド道後山の手ホテルの誕生

かわきち別荘が1886年に誕生して以来、伝統を重んじ、家庭的なおもてなしの心を大切にする旅館づくりを心がけてきた、かわきち別荘に創業120年を期に新しい転機が訪れる。
それは、明治の香りただよう道後のまちに合わせ、オールドイングランドをキーイメージとした、新しいホテルへと生まれ変わるということ。
「英国と道後の古きよき香りを漂わすホテルとして、ゲストの皆様をお迎えし、満足のいく時間を過ごして頂けることが私達の幸せでもあります。」と、五代目社長の帽子敏信氏。


日本が色濃く影響を受けた19世紀の英国。
英国調の雰囲気の中で、かわきち別荘として培った伝統と家庭的なおもてなしのこころを大切に「道後」と「英国」を伝統で結んで始まる新しい歴史が紳士的なホテル「道後山の手ホテル」として生まれる。

第4章 変わりゆく時代に変わらないもの

オールドイングランド道後山の手ホテルは、グレードの高い複合施設とサービスを持ったホテル王国を目指し、全ての人に温かくやさくしもてなし、安心と信頼のおける関係を築き、夢と感動を提供する最高のエンターテイナーとしてゲストをお迎え。
あなたに楽しいひとときをお過ごしいただくために、結婚するあなたの幸せを更に幸せに演出させていただくために、地元のみなさまに幸せと感動をお届けするために、オールドイングランド山の手ホテルが平成16年1月に誕生。


客室は暖かいぬくもりが感じられる木のフローリングに、英国調の家具、そして部屋に入った瞬間におもわず「かわいい!」と声を出してしまう色とりどりの壁紙とベッドカバーが非日常の空間と快適な休日をお届け致します。


かわきち別荘からオールドイングランド山の手ホテルへと形態は変わっても、伝統を重んじ、家庭的なおもてなしの心を大切にする精神を忘れることなく受け継いで行きたいと思っています。