道後温泉本館から徒歩3分。
水と緑に包まれた庭園の中に佇む「道後ぎやまんガラスミュージアム」は
“道後歴史物語”をテーマに、光とガラスで綴る新たな物語の舞台として生まれ変わりました。

館内には、江戸期のぎやまん・びいどろ、明治・大正の和ガラスなど
約300点におよぶ作品が時を超えて輝きを放ちます。
かつての道後を見つめてきた振鷺閣（しんろかく）の赤い板ガラスが
温泉の湯けむりにゆらめく時の記憶を静かに映し出します。

そして、新たに加わった史料展示では
日本最古の湯とされる道後の三千年におよぶ歴史を
一枚の碑文からひもとくように辿ることができます。

庭園には白鷺のオブジェやワインボトルの滝など
ガラスと水が響きあうアートが点在し
夜には光が揺らめき、幻想的な時間が流れます。

時を越えて受け継がれてきた道後の記憶と
和ガラスの繊細な輝きが紡ぐ物語を、どうぞゆっくりとお楽しみください。